【第3弾】現地ガイドが八重干瀬で出逢える海の生き物紹介します~サスラグーン編
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宮古島のラグーン
リーフの地形も魅力の一つ『サスラグーン』
今回は海の楽園・八重干瀬に100か所以上点在するシュノーケリング、ダイビングのポイントと
そこで見られるお魚や海の生物を紹介していく記事、第三弾!
第三弾となる今回は「サスラグーン」
ラグーンは英語で砂州やサンゴ礁により外海から隔てられた水深の浅い水域という意味があります。
その名の通り水深が浅くサンゴやお魚との距離がとても近いのが特徴。
また、海底が砂地になっていて
晴れの日には太陽の陽が差し込んできて
海中を明るく照らしだしてくれます。
いくつも点在する八重干瀬のシュノーケリング&ダイビングポイントとは違った雰囲気で
海中世界を楽しめるポイント「サスラグーン」。
では、ここサスラグーンで出会える海の仲間たちを紹介していきますね!
アクアベースのガイドスタッフが紹介する海の仲間たちを紹介☆
では、ほんの一部ですが、ここからは
サスラグーンで出会うことのできる海の生き物たちを紹介していきますね。
1.オジサン
【分類】スズキ目・スズキ亜目・ヒメジ科
【生息地】八丈島、千葉県以南の太平洋岸~琉球列島、小笠原諸島。
水深140mまでの岩礁域やサンゴ礁域の砂底・砂礫底・藻場に生息し、浅所に多い。
【大きさ】体長は25cm。大きいものでは35cmほどにもなる。
【食べるもの】ゴカイや、甲殻類。
【特徴】“オジサン”は図鑑にも載っている正式名称なんです!
下あごから出ている髭が人間のおじさんみたいだからこの名前がつけられました。
オジサンはこのひげを使って魚や甲殻類を探して食べています。
泳いでいるときは髭はしまって泳ぎます。刺身や煮つけにして食べられています。
2.トゲチョウチョウウオ
【分類】スズキ目チョウチョウウオ科
【生息地】紅海、太平洋、インド洋などなど
【大きさ】約20センチ
【食べるもの】藻類、サンゴのポリプ、イソギンチャク、魚卵、プランクトンなど
【特徴】主に、幼魚が黒潮に乗って日本本土沿岸に来遊し夏から秋にかけて潮だまりなどでも見られますが冬季の海水温が低下すると、絶滅する死滅回遊魚。
【性格】気が強いのであまり群れを作ることなく、単独かペアでいる
【寿命】7年前後
全くない個体もいれば、10センチもある個体も!
このトゲは争いなどすると互いの鱗に突き刺さるほど硬いので注意が必要ですね。
3.バイカナマコ
【分類】棘皮動物門有棘動物亜門ナマコ綱楯手亜綱楯手目(ナマコ目)シカクナマコ科バイカナマコ属
【生息地】沖縄本島以南。台湾、中国、グアム、インドネシア、ニューカレドニア、フィジー、オーストラリアなど
【大きさ】全長80センチ前後、太さは10センチほど。非常に大型
【食べるもの】砂や泥の中にある有機物や他の魚の食べ残し、プランクトンなど
【特徴】体表に多数の大きな突起物があり、その形状がウメの花に似ていることから梅花の名がついたそうです
【寿命】約5~10年
干したナマコ「梅花参」の需要は高く、非常に良質であることから中国では高値で取引されることも。
体表にはウミウシカクレエビが共生していることがあります。
4.ナンヨウハギ
【分類】スズキ目・ニザダイ科
【生息地】インド太平洋のサンゴ礁域
【大きさ】成魚は全長20㎝程、まれに30㎝に達するものもある
【食べるもの】主に動物プランクトン
【特徴】体の大部分が青く、目、体側、尾鰭にかけて数字の「6」を細長くしたような黒い曲線が入る
最近毒があることが判明しました。
尾鰭の付け根に鋭いトゲを隠し持っており、戦うときはトゲを横に飛び出させて体をすり寄せるように攻撃します。
ただカメラなどをもって人間が近づくとサンゴの中に隠れちゃうとっても怖がりのお魚です(笑)
5.ウメイロモドキ
【スズキ目タカサゴ科】
【生息地】紅海とペルシャ湾を除くインド洋から太平洋西部にかけて熱帯の水域に広く分布する
【大きさ】体長40㎝程
【食べるもの】動物プランクトンを食べる
【特徴】背の色は青色と黄色である。
若い個体は首または背びれの前部から、対角線上に尾柄の下部まで黄色くなってい。
年をとった個体は、黄色の部分が背びれと尾柄に縮小する。
夜間や釣り上げられたときは赤みを帯び、濃い紫色に変化する。
いかがでしたか?
サスラグーンはいくつものリーフが迷路のように入くんでいて地形も楽しめるポイント。
また、海底の真っ白な砂地が差し込む日差しを反射して海中を明るく照らしだしていて
他の八重干瀬のポイントとは違た雰囲気でシュノーケリング&ダイビングを楽しむことができます。
水深が浅いこともあって、ドリー(ナンヨウハギ)など
他のポイントではなかなか出会うことのできない熱帯魚を間近で見ることができるのも魅力。
八重干瀬はポイントごとに見れるお魚が全然違います。
ポイントを熟知したアクアベースのガイドが案内していきますので、
ポイントごとの特徴にも注目してツアーに参加してみるともっともっと八重干瀬を楽しむことができますよ!
では、八重干瀬でお会いできる日を楽しみにしています!!
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