宮古島八重干瀬ツアー専門アクアベース

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八重干瀬の魅力・攻略法

【保存版】安全に楽しむために!シュノーケリングの事故原因と注意点まとめ

皆さんこんにちは!アクアベースです。

マリンアクティビティの中で最も手軽で、小さなお子さまからお年寄りまで誰でも楽しめるのがシュノーケリング

でも、残念なことに毎年夏になると話題に上がることが多いのが海の事故。
特に近年ではシュノーケリング中の事故が多くなっていることも事実です。

 
第11管区海上保安部が管轄する沖縄県の海で2023年に発生した人身事故は過去5年で最多を更新したと先日発表されました。
死亡・不明は66人(前年比+8人)にのぼっています。

そのうちの約4割にあたる、28人はマリンレジャー関連とされています。

 
そこで今回は、誤った知識や行動によって楽しいシュノーケリング中に事故を起こさないための基礎知識編。
シュノーケリング中の事故が起こった原因と、事故を未然に避けるための注意点を解説していきたいと思います。

 
これから宮古島旅行を計画していて、プライベートやツアーでシュノーケリングを予定している方は、ぜひここでチェックして、プライベートでの海遊びだったりツアーに参加する際でも、ご自身の身を守るための安全対策の基礎知識として参考にしてください!


 
 

マリンレジャー中の観光客による事故が増えている?

第11管区海上保安部から発表された沖縄県の海で発生した人身事故で、23年に発生した人身事故者172人のうち死亡・行方不明者は66人で過去5年間で最多。
そのうち、マリンレジャー中の観光客の人身事故者も57人と過去5年間で最多で、このうち石垣・宮古島周辺では計31人と、離島を訪れてシュノーケリングやダイビングをする観光客の事故が増加している統計も出ています。

コロナ禍での移動制限が解除されて、沖縄に旅行で訪れる方が増えたことが要因のひとつともされています。

 
2月・3月の春休み&卒業旅行シーズンに5月GWの連休シーズン、7月からの夏休み大型連休と宮古島はマリンレジャーシーズンが年間通して多くあります。
ダイビングショップとしてアクアベースも、しっかりと海での事故の特性を理解してガイドスタッフの知識とスキルの向上に努めて、関係機関との連携協力に引き続き行って、事故の防止に日ごろから取り組んでいます。

2024年も、1件でも宮古島での海の事故が減るように、発生しないように出来ることから取り組んでいきます。

 
 

プライベートでの海遊びにはご注意ください

海での事故、とくにシュノーケリング中の事故の大半はショップで行うツアー中に起きているのではなく、実は観光客や現地の人が個人で海に入っている時に起きているんです。

 
事故につながった原因をいくつか例に挙げると・・・

 
・泳ぎ慣れていないビーチでシュノーケリングをしているうちに、波の流れに乗って沖まで流されてしまって自力で戻れなくなってしまった。

・使い慣れないシュノーケルの中に海水が入ってしまい、呼吸の際に口に海水が入ってパニックになってしまった。

 
これらの共通点として、事故の大きな原因としていえることは、プロのガイドと一緒じゃなかったということです。

海の事故は、知識不足や経験、技術不足で誤った行動や判断が原因で、危険な目に遭ってしまったというケースがほとんど。

宮古島には人気が少なくプライベート感が満喫できるビーチが多く点在しています。
その反面、海域制限されていなくて監視スタッフが常駐していないビーチがほとんど。

現地のビーチや海域について知り尽くしているショップのガイドのいない場所での個人的なシュノーケリングは、どうしても自己責任の上で行うことになってくるので十分な注意が必要です。

 
本来であれば、現地を知り尽くしたプロガイドがいるショップのツアーに参加してシュノーケリングを楽しむことが最善と言えます。

 
 

シュノーケリング中の事故を防ぐ4つの注意点!

楽しく遊ぶ中には「ルール」や「安全」が必ず伴ってきます。
ツアーに参加せず個人的にシュノーケリングを楽しむ際に、事故を起こさないためにも最低限守っていただきたいコトを4つお伝えします。

以下の4つを守っていただくだけでもご自身の身を守るだけでなく、大事な人も守ることにもつながるのでしっかりチェックしておきましょう!

 

1.シュノーケリングをする時、絶対に一人で海に入らない

海に入って何かトラブルや危険なことが起こっても、一人では助けを呼ぶこともできません。

海は陸上とは違い、自然の現象には太刀打ちできません。
シュノーケリングがどんなにお手軽なマリンスポーツであっても、海は何が起こるかわからないものです。

絶対に一人では海に入らず、必ず複数で楽しむようにしましょう。
小さなお子さまだけで海に入るのは、たとえ人数が複数であっても絶対やめてください。
保護者の方や大人の方が一緒に付いていって一緒に海で泳ぐようにしてくださいね。

 

2.ライフジャケットを着用してシュノーケリングを楽しもう

浮力体(ウェットスーツやライフジャケット)無しで泳ぐことは危険度を高めてしまいます。

体を浮かしてくれるライフジャケットを着用しない状態のまま、足が届かないような水深の深い場所で安易にシュノーケリングをするのは自殺行為とも言えます。
シュノーケリングは、浅瀬の場所で足がしっかりついて立っていられるような場所で行いましょう。

宮古島周辺のビーチには浅瀬でもサンゴ礁や熱帯魚が観察できるシュノーケリングスポットがいくつも点在しています!

潮の干満の時間帯によって、シュノーケリングで泳いでいるうちに水位が変わって、さっきまで足が届いたのに深くなって足が届かなくなってしまうスポットもあります。
人間、とっさの時に対してパニック状態になる可能性が高いです。

それが慣れない海の場合だと溺水の原因にもつながってしまうので、浅瀬であっても油断禁物ですよ。

 

3.波に流されない穏やかなスポットでシュノーケリングを楽しむ

シュノーケリング中にサンゴ礁や熱帯魚を見るのに夢中になって、気づけば沖からだいぶ遠くに流されてしまったというケースも多くあります。

離岸流などにハマってどんどん流されてしまい、ライフジャケットやウェットスーツを身に着けていても自分で戻ってこれなくなったという事故は実際に多いです。

シュノーケリングは波の少ない穏やかな場所で行いましょう。
風が強く吹きつけている海岸では特に波が高くなっていたり、流れが強くなっている場合も多いです。
そんな海域で泳ぐことは危険なので、身を守るためにも避けましょう。

 

4.基本的なスキルを練習して出来るようになってからシュノーケリングを楽しもう

基本的なスキルというのは下記の2つのこと。

・水中メガネに海水が入った時の対処法「マスククリア」
・シュノーケルに海水が入った時の対処法「シュノーケルクリア」

 
この2つはシュノーケリング中に起こる可能性の高いトラブルになります。

このスキルができないと、シュノーケリング中に慌ててしまったり、呼吸が出来なくなってパニックや最悪、溺れて事故につながりかねません。
この2つのスキルをきちんとできないと、もしもの時に自身の身を守ることもできません。
まずは練習をして、出来るようになることがシュノーケリングを楽しむ第一歩。

 

 

そのほか、シュノーケリング時に配慮すること

ここまではシュノーケリング中の事故を防ぐ、避けるための注意点などについて解説してきました。

ショップが開催しているツアーに参加していると、各ショップのガイドスタッフが最低限皆さんを安全にシュノーケリングを楽しんでもらうために実践していることの内容にもなっています。

しかし、ショップのツアーに参加せずにプライベートでシュノーケリングする際にはご自身で実践していくことになります。

その他にも、シュノーケリング時に用意しておくと良いアイテム、気を付けておくと良いことを補足情報として紹介させていただきますね!
 

日焼け対策を考慮した服装

沖縄の、宮古島の日差しを見くびらないでくださいね!

沖縄の人はほとんどの人が水着のみで海で泳ぐことはありません。
なぜなら、確実に日焼けします。

夏は、それこそ火傷状態に。。
酷いと皮膚がただれるぐらいになるので、これはもう大怪我

日焼け止めも効果はありますが、シュノーケリングしているうちに洗い流されてしまいます。
ラッシュガードやレギンスなどを着用して極力素肌を出さないようにしたり、肌が見える部分には海水に濡れても落ちにくいウォータープルーフタイプの日焼け止めを塗るようにしましょう。

 

こまめな水分補給や休憩を

実際シュノーケリングしている時、海水に使っている身体からは浸透圧の兼ね合いから体内の水分は抜けていっているんです。

また、ぷかぷかと浮いているだけではなく、泳いだり、歩いたりと意外と全身を動かしているので体力を使っていますよね。
天気が良く晴れた日は特に、紫外線も浴びているので、疲れやすく、ノドも乾きやすくなってしまうもの。

こまめに休息をとって、スポーツ飲料などで水分と塩分を両方補給できるものを少しずつ飲むことをおススメします。

 

マリンソックス、マリンブーツを履く

宮古島の場合、天然のビーチやシュノーケリングスポットはアスファルトでキレイに舗装されていない場所もあります。
陸上での移動の時は、ゴツゴツした岩や石などが多い場所を裸足で歩くことにもなります。

沖縄本島も、宮古島もそうですが琉球石灰岩は角がとがっていたり、足裏に刺さるような岩場だったりします。
その時に、怪我をする可能性も十分にあるので、マリンソックスやマリンブーツを履いたりして足を覆うようにすると安心ですよ。

靴下でも代用できるので便利なアイテムのひとつで用意しておくと良いでしょう。

 

 

まとめ:シュノーケリングはショップツアーに参加することが一番安全で安心

ここまででお伝えしてきたことを守ったからといって、確実に安全が保障されるわけではありません。
日ごと、時間で刻々と表情を変えていく海が相手です。

そんな海を目の前にして、確実にここが安全で安全ではないかの判断も難しいものですよね。

 
沖縄の海、宮古島の海を安全に満喫するなら、やっぱりショップで開催しているツアーに参加してシュノーケリングを楽しむのが一番です!
現地のプロガイドが側について案内しているないかでのシュノーケリングは、安全面と満足度がまったく違ってくるはずです。

 
アクアベースではもちろん、宮古島の海を熟知したプロのガイドがしっかりサポートについて安全にシュノーケリングをお楽しみいただいています。
沖縄、そして宮古島の海事情をしっかり理解している上に、泳ぎ方のコツや、シュノーケルなど器材の使い方などもしっかりレクチャーしています。

安全を約束しながら、サンゴ礁と熱帯魚たちとの出会いも盛りだくさんで、宮古島の海を心置きなく満喫できるように。
どんなに手軽に楽しめるシュノーケリングでも、安全面にはしっかり配慮した環境で楽しむことが最善といえます。

 

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