んみゃーち!アクアベースの新城です
今日は八重干瀬で見かけるちょっと変わったお魚について紹介します!
そのお魚がこちら!
写真中央下部にいる体の真ん中に黒いラインの通ったお魚。名前は「ホンソメワケベラ」といいます。
ではなぜこのお魚が変わっているのか、その秘密はホンソメワケベラの食事のシーンにかくされています。
ホンソメワケベラは主に自分よりも大きな魚の体についた寄生虫や食べ残しをたべます。
なので体の大きなお魚はホンソメワケベラを見つけると近寄っていき自分の体についた寄生虫や食べ残しをホンソメワケベラに食べてもらい体をきれいにしてもらいます。
つまりホンソメワケベラはエサに困ることもありませんし、大きなお魚から襲われる心配もありません。
ホンソメワケベラはお魚界随一の世渡り上手なんです!笑
お魚界にはこのホンソメワケベラの特徴を利用するお魚も存在します。
それがニセクロスジギンポというお魚。
ニセクロスジギンポは姿かたちがホンソメワケベラそっくりで、ホンソメワケベラと間違えて近寄ってきたお魚にガブ!!っと嚙みつき鱗や体の一部を食べてしまいます。
とってもずるがしこいお魚ですね笑
そんなホンソメワケベラですが本当はホ「ソ」ソメワケベラという名前でした。
しかしホ「ソ」ソメワケベラを学会で発表する際に読み違えてホ「ン」ソメワケベラと発表してしまい、結局ホ「ン」ソメワケベラの名前が定着してしまったそうです。
名前を間違えて覚えられるなんてなんかかわいそうですね笑
ホンソメワケベラは八重干瀬でよく見かけるお魚です。
皆さんも八重干瀬を訪れた際はホンソメワケベラをさがしてみてはいかがですか?
では!