宮古島八重干瀬ツアー専門アクアベース

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八重干瀬の魅力・攻略法

現地ガイドがおススメする酔い止め市販薬3選と予防法&対処法を解説

皆さんこんにちは!アクアベースです。

沖縄や宮古島でシュノーケリングやダイビングのツアーに参加する時、ボートツアーでキレイなスポットに行くのはいいけれど、船酔いが心配という方は非常に多いです。

観光客の方の場合、日ごろのお仕事での疲れに加えて、慣れない長距離移動での疲れなどが重なり船酔いを起こされてしまう可能性があります。

 
そこで今回の記事では船酔いが心配な方のために、おススメする市販の酔い止め薬の紹介と、船酔いしない方法&対処法、そもそも船酔いはなぜ起こるのか?を現地ガイドが徹底解説します。

 
この記事を読めば、船酔いを9割防ぐことができます(笑)
心配な方は、ぜひ参考にして実践してみてください!
 

 

なぜ船酔いは起こるの?

船酔いは、体調、視野、船の動き、大きく分けるとこの3つの要因で起こります。

1つ目の要因、体調

慣れない長距離移動での疲れ、夜更かしによる寝不足など少しの体調不良でも船酔いの原因に。

前日からの食べ過ぎ、飲み過ぎなどによる胃腸への負担増も船の振動と共に胃腸も振動するので、船酔いが起こる原因となります。
前日の夕食、当日の朝食などの食事は腹八分目に抑えておくことをおススメします。

 

2つ目の要因、視野

人間の身体は、視覚系、前庭系、触覚の3つの感覚系を使ってバランスを保っているとされています。
常に動く波を見ていると、視覚系の感覚が狂い始めて船酔いを引き起こすというメカニズム。

船の移動中は近くの波を見ずに、水平線を眺める程度に視線を上げるのも船酔い対策のひとつ!

 

3つ目の要因、船の動き

船の揺れや動き、予期せぬ方向転換は、乗客に吐き気を催させる環境にあります。
船酔いの原因には、その日の気温や湿度、船のスピードなども関係してくるんです。

波が無くて荒れていなくても船酔いする人っていますよね?
それは、ザックリとした説明になりますが、人は無意識のうちに脳がバランスを取ろうとしています。

脳は、目で見ている情報に対して身体のバランスを取って、同時に内耳にある三半規管でも身体の動きをキャッチして平衡を保とうと判断しています。

目で見ている情報では揺れていないけど、実際の身体は揺れている状態になっているので、景色と動きに対するバランスを脳が処理しきれなくなってしまい、「気分が悪い=船酔い」状態となっているんですね。

 

 

船酔いしない&船酔い確率を下げる方法

船酔いの原因がわかれば防止策をとることもできますよね。

毎日、船が全く揺れない程の穏やかな海であれば心配しなくて良いのですが、自然相手なので海洋状況は刻々と変化していきます。
でも、これからご紹介する防止策を実践することで格段に船酔いしにくくなりますので、心配な方はぜひ参考にしてみてください!

  • 前日の睡眠をしっかり取る
  • 前日の深酒は控え、二日酔い状態を避ける
  • 酔い止め薬を前日の就寝前とツアー30分前に飲む
  • 当日の朝食は腹7~8分目、油っこいものを避けましょう*1
  • 体を締め付けるような圧迫した服装を着用しない
  • 波や船の壁など近くのものは見ず、遠くの島や水平線を見る
  • 自分は絶対に酔わない!と強い気持ちを持つ

*1. 薬事法の関係で当店での配布は行えませんのでご自身でご準備ください

船酔い対策はツアーに参加する前日から始まっているといますね。
参加する前日の過ごし方がカギ!
ご自身の体調をしっかり整えて、沖縄・宮古島でのシュノーケリング、ダイビングツアーを思う存分楽しみましょう!

 

それでも船酔いしてしまったら?

船酔い対策をとったとしてもやっぱり酔ってしまう人はいます。

酔ってしまったらできることは酔いを緩和すること。
次は、酔い始め、船酔いしちゃったときの対処法を紹介しますね。

1. 思い切って吐いてしまう

実際、これが一番効果があります。

気持ち悪いな・・・
吐きそう・・・

と我慢をするよりも、スッキリと全部吐いてしまう方が楽になります。
普通のことです!

周りに気を使ってか、恥ずかしいからといってトイレにこもる人がいますが、個室にこもると臭いでさらに悪化するだけなので止めましょう。。
他の人の前で吐くのは気が引けるかもしれませんが、多くの方が船の上で吐いています。
気にしないで海に向かって全部吐いちゃってください!!

 

2. 酔い止めを更に服用

酔い止め薬は4時間程度間隔を空ければ追加で服用してもそこまで身体に負担は無いとされています。
薬によって違うので、追加で飲めるのかを説明書を読んだうえでしっかりと確認してくださいね。

 

3. 氷水や炭酸飲料を飲む

氷水や炭酸飲料を飲むか、口に含むだけでもOK。
冷たい氷や炭酸の刺激が自律神経を整えてくれる作用があります。
ツアー出発前にショップや港の自動販売機で購入しておくと良いですね。

 

4. 海に飛び込んでみる

正直、飛び込む必要は無いですが・・

海に飛び込むことで身体を急激に冷やす&テンションを上げて誤魔化すことで、船酔いを忘れることができます。

気を逸らす
ってことですね。

なので、飛び込まなくても海に浸かるだけでもかまいません。
酔ってきたかも・・・の早い段階でやるのがおススメ。

 

 

おススメの酔い止めの市販薬 3+1選

ここまで、船酔いしないための予防法と船酔いし始めた場合の対処法を紹介してきました。
ここからは、おススメの市販薬の酔い止め薬をご紹介します。

 

01. アネロン「ニスキャップ」

マリン関係者が一番多く愛用してる酔い止め薬。
カプセルタイプの酔い止め薬なんですが、ボートツアーに参加する日の朝一に飲むと効果大!
乗船直前や船酔いしてしまってからでは遅すぎます・・・

  • 1日1回まで
  • 乗り物酔いの予防にも使える
  • 特に吐き気の症状に
  • 服用可能:15歳以上から

02. センパア・QT

水なしでサッと飲める酔い止め薬。
酔い始めてからでもすぐに効き始めるので、船酔いが特に心配な方はアネロンをツアー前に服用しておいて、船酔いしてきたらセンパアと使い分けると効果大です。

  • 1日2回まで
  • 水なしで飲める
  • すぐに溶けて、即効性が有り
  • 服用可能:15歳以上から

03. トラベルミンファミリー 6T

ラムネのようにフワッと溶ける速崩タイプの酔い止め薬。
即効性が高いので船酔いし始めてからでも効き目が期待大!船酔いの緩和と予防に有効な家族で使える酔い止め薬。

  • 1日1回まで
  • 水なしで飲める
  • 家族みんなで使える
  • 服用可能:5歳以上から

+α. 酔い止めバンド(Male:リストバンド)

近年利用者が増えてきている酔い止めバンド。
手首が細めの女性や子どもでもしっかりとサポートし、伸縮性にすぐれているので男性でも使用可能で、酔いにくくなるツボを常に押し続けてくれます。

  • 長時間つけていても蒸れにくいメッシュ素材
  • 2本セット
  • 洗濯OK

 

市販の酔い止めの選び方

酔い止め薬には様々な成分が含まれていて、成分によってそれぞれ特徴が異なってきます。
酔い止め薬を使う目的に合わせて、以下のポイントを見ながら選ぶようにしましょう。

  • 対象年齢の確認
  • 服用回数の確認
  • 眠くなりやすい成分が含まれていないか確認
  • 酔い止めの役割とは

大人用?子ども用?対象年齢を確認しましょう

酔い止め薬には服用できる年齢によって大人用、子ども用、大人も子どもも使えるファミリー用と種類があります。
酔い止め薬によって対象年齢が異なるので、購入前に確認しましょう。

 

服用回数の確認

シュノーケリングやダイビングツアーでのボート乗船時間は比較的短時間の移動なので、必要に応じてこまめに服用すると効果もあるため、1日2、3回服用できる酔い止め薬がおススメ。

一方、何回も服用するのは面倒だ、途中で効果が途切れない方がよいなどといった方には、1日1、2回のタイプをおススメします。

 

眠くなりやすい成分が含まれていないか確認

酔い止め薬に含まれている成分のひとつに、抗ヒスタミン成分があります。
抗ヒスタミン成分は、めまいなどの乗り物酔いの症状をおさえますが、眠くなりやすいという特徴もあります。

海で泳いでいるときに眠くなってしまうと事故の原因にもなります。
酔い止め薬を購入する際には、抗ヒスタミン成分が含まれていない、眠くなりにくいタイプの酔い止め薬を選ぶとよいでしょう。

 

酔い止めの役割とは

酔い止め薬には、乗り物の揺れやスピードによって引き起こされる平衡感覚や自律神経の乱れを調整し、乗り物酔いを予防したり、酔った時の症状を緩和したりする役割があります。

酔い止め薬に含まれている主な成分には、抗ヒスタミン成分や抗コリン成分があります。
抗ヒスタミン成分は、脳の嘔吐中枢の興奮をおさえ、内耳前庭での自律神経反射を抑制するため、吐き気(嘔吐)やめまいなどの症状を緩和します。

抗コリン成分は、副交感神経を抑制して自律神経の乱れを調整し、主に乗り物酔いの症状を予防します。

船酔いの対策には、事前の体調管理や食事のとり方、乗り方の工夫などもありますが、船物酔いをしないためにも酔い止め薬を上手に活用しましょう。

 

 

まとめ:これが一番大事かも?!最後は楽しむぞッという気持ち

これまでの内容をまとめると、船酔いは私たち人間が本来持つ、平衡を保とうとする脳機能の混乱で生じています。

 
でも、ちょっと思い返してみてください。

例えばジェットコースターなどの絶叫マシーン。
ものすごいスピードで上下左右に身体を揺さぶられますよね。

景色も目まぐるしく変わるし、乗り物酔いの理屈に当てはめると確実に脳は大パニック。
でも、船をはじめ車やバスなどの乗り物酔いに比べると比較的酔いづらいと思いませんか?

 
絶叫マシーンは一瞬の出来事なのかもしれませんが、
それって、「楽しい」「興奮」が勝っているからだと思うんです!!

あくまでも個人的な考えですけどね・・・

 
アクアベースのボートツアーでは、出港からポイントまでのクルージングで見られる大海原の景色、サンゴ礁と熱帯魚が織りなす水中世界とドキドキワクワクの五感をくすぐる刺激がいっぱい!

 
ぜひ、最後は楽しむ気持ちが凌駕すると信じていただき、一緒に私たちスタッフと楽しいひと時を過ごしましょう!
当日お会いできることを楽しみにしております♪

酔い止め薬は薬事法の関係で当店からお渡しすることができません。
事前のご準備をお願いいたします。

 
今回の記事ではおススメの酔い止め薬と船酔いしないための予防法、対処法などについて解説してきました。
アクアベースでは「初めてでわからないことだらけ!」な方にその他の疑問・お困りごとにもお答えしています。
ぜひ参考に、他の記事にも目を通してみてくださいね!

 

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