来間島を満喫!地元民おすすめの観光スポット・カフェ・ビーチ、穴場まで17選
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はじめに
宮古島のすぐそばに位置する来間島(くりまじま)は、美しい自然と豊かな文化が魅力の小さな島です。
まだ観光地としてはあまり知られていませんが、実際にその魅力を知れば、きっと訪れてみたくなるはずです!
来間島は筆者が幼少期から通っているゆかりある大切な場所です。
この記事では、自然の美しさをはじめ、訪れるべきビーチや観光スポット、さらにおすすめのグルメ情報など、来間島を楽しむためのポイントをまとめました。
これから来間島旅行を計画している方も、既に訪れた方も、ぜひ参考にしてください。
1. 来間島ってどんなところ?
宮古島から来間大橋を渡った先にある小さな来間島。手つかずの自然や静かな雰囲気が残るこの島の魅力や見どころ、訪れる前に知っておきたいポイントをまとめました。
1-1. 来間島の魅力はこんなところ!
来間島の魅力は数多くありますが、やはり手つかずの豊かな自然が際立っています。近年、道路や設備が整えられてきたとはいえ、アスファルトが敷かれていない細い農道や、水平線を見渡せる絶景、そして時間が止まったかのようなサトウキビ畑など、のどかな風景が広がります。
特に、白い砂浜と透明度の高い海は、多くの訪問者を魅了します。
筆者も何度か県外や島外からの友人を案内してきましたが、「沖縄でもこんなに違うんだ!」「今まで見た中で一番きれい!」といった声をよく耳にします。
まさに島全体がゆっくりとした時間に包まれ、都会の喧騒を忘れさせてくれる場所です。
1-2. 来間島への行き方・アクセス方法
来間島へのアクセス方法は、主に5つあります。それぞれの特徴をご紹介します。
・車でのアクセス
カーナビを利用する際は、目的地を「来間大橋」に設定するか、マップコード「310 181 506*34」を入力してください。宮古島本島から1,690mの来間大橋を渡ると、来間島に到着します。
・バスでのアクセス
バスで行く場合は「系統4番 与那覇嘉手苅線」を利用します。午前・午後それぞれ1便のみの運行のため、事前に時刻表を確認しておきましょう。
※系統4番 与那覇嘉手苅線 時刻表
https://385kyoei.com/lib/data/time-schedule_r6_8.pdf
・タクシーでのアクセス
市街地から来間大橋まではタクシーで約2,500円、所要時間は約15分です。
観光シーズンや大型クルーズ船の寄港日にはタクシーが不足することもあるため、注意が必要です。
宮古島ではタクシーアプリ「DiDi」が利用できるので、事前にダウンロードしておくと便利です。
・自転車でのアクセス
来間大橋は自転車での通行が可能です。ただし、風が強い日は横風が強くなるため、走行には十分気を付けてください。
・徒歩でのアクセス
来間大橋には歩道が整備されているので、海を眺めながら徒歩で渡ることができます。ただし、真夏は日差しが強いため、無理はせず水分補給なども忘れずに。
橋の途中にはスツールが置かれた展望台があり、そこには「黄昏シーサー」という隠れキャラがいます。ぜひ探してみてください!
1-3. 来間島にあるもの・ないもの
来間島には、コンビニやスーパー、医療機関はありません。
ビーチや観光スポットはありますが、過度な観光化がされていないため、のんびりとした時間を楽しむには最適な場所です。
また、ガソリンスタンドもないため、島へ車で向かう際はガソリンの残量を確認し、十分な量を確保しておきましょう。さらに、水分補給のためのペットボトルなども予め持参しておくと安心です。
近年、レンタカーによる交通事故が多発しているため、運転時は特に注意が必要です。信号機がないため、安全運転を心がけてください。
2. 来間島のおすすめビーチ
来間島には、手つかずの自然が残る美しいビーチが点在しています。特におすすめのビーチをご紹介しますので、ぜひ訪れてみてください。
・長間浜
長間浜は、来間島の中でも特に美しいビーチです!農道を進み、アダンや熱帯植物が左右から生い茂る道を進むと、隠れ家的なビーチが現れます。入口が少し分かりにくくジャングルのような雰囲気なので、道に迷わないよう注意してください。
ビーチ自体は広く、真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海が広がります。筆者も特にお気に入りのビーチです。
ただし、潮の流れが速いことがあるため、無理して海に入るのは避けましょう。
プライベート感あふれるビーチで、ぜひ自然の美しさを満喫してくださいね。
- 住所
- 〒906-0306 沖縄県宮古島市下地来間484-1
- 設備
- 駐車場なし/トイレなし/シャワーなし
・ムスヌン浜
ムスヌンとは「虫払い」という意味で、地元では豊作や害虫駆除を祈願する行事が行われる場所でもあります。普段は人が少なく、静かで落ち着いた雰囲気で、知る人ぞ知る穴場スポット。海遊びをする場所というよりは、ゆっくりと景色を楽しむのに最適です。
島の西側に位置しているので、夕陽が特に美しく、夜は満天の星を楽しむことができます。ただし、周囲に街灯がないため真っ暗なので、懐中電灯を持参することをおすすめします。
- 住所
- 〒906-0306 沖縄県宮古島市下地来間
- 設備
- 駐車場なし/トイレなし/シャワーなし
・長崎浜
静かな雰囲気が魅力の、こぢんまりとしたビーチです。岩場が多く波が荒いことがあるため、海水浴には向いていませんが、波打ち際で足をつけたり、砂遊びを楽しむにはぴったりです。
特に夕陽の美しさは格別で、水平線に沈む様子は絶景。陽が落ちる時間に合わせて訪れるのもおすすめです。
観光客が少ないため、静かに海を眺めながらリラックスした時間を過ごすことができます。浜辺には可愛らしいヤドカリがたくさんいるので、ぜひ探してみてくださいね。
- 住所
- 〒906-0306 沖縄県宮古島市下地来間
- 設備
- 駐車場なし/トイレなし/シャワーなし
3. 来間島のおすすめ観光スポット!
来間島でぜひ訪れたい観光スポットを厳選しました。どれもSNS映え間違いなしなので、ぜひ足を運んでみてください。
・来間大橋
来間島と宮古本島を結ぶ「来間大橋」は、渡る前から期待が高まる絶景スポットです。橋の両側には宮古ブルーの海が広がり、その先には来間島の緑と青空が一面に広がります!
橋のたもとに無料の駐車場があり、歩道も整備されているので、車を停めて徒歩で渡るのもおすすめです。往復約3.4kmの道のりは、景色を楽しみながら気持ちよく体を動かすのにぴったりです。
- 住所
- 〒906-0306 沖縄県宮古島市下地字来間
・竜宮城展望台
展望台に上がると、目の前に広がる宮古ブルーのパノラマが圧巻です!右手には来間大橋、正面には白砂が続く与那覇前浜ビーチ、そして左手には伊良部大橋が見渡せます。まるで絵画のような絶景が楽しめるスポットです。
来間島を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってこの絶景を満喫してください。どこを切り取っても映える写真が撮れるスポットです。
- 住所
- 〒906-0306 沖縄県宮古島市下地字来間
・タコ公園
来間大橋を渡る途中、左側に見える赤い物体が「タコ公園」の目印です。駐車場から熱帯植物が茂る小道を進むと、タコ公園の展望台に到着。そこには真っ赤なタコのオブジェが出迎えてくれます。見晴らしが良く、写真撮影にもおすすめのスポットです。
展望台の下には「タコ公園下ビーチ」があります。岩場が多く足元に注意が必要ですが、岩の間には小さな魚たちが泳ぐ姿も見られます。のんびりと自然を感じながら楽しめる場所です。
- 住所
- 〒906-0306 沖縄県宮古島市下地来間
4. 来間島のおすすめグルメ&カフェ!
来間島でぜひ訪れてほしい飲食店をピックアップしました。小さな島ながら、魅力的なお店がたくさん揃っています!
・沖縄そば まるかみ
オープンと同時に行列ができるほどの人気店です。
自家製の麺はコシがあり、ツルっとした食感が魅力。ストレート麺とちぢれ麺の2種類から選べますが、どちらも鰹出汁の効いたスープとの相性は抜群です。筆者は昔ながらのストレート麺がお気に入りですが、「替え玉」もできるので、両方を試してみるのもおすすめですよ。
- 住所
- 〒906-0306 沖縄県宮古島市下地来間91
- 営業日
- 月・火・水・木・金・土(第二、第四月曜日は定休)
- 営業時間
- 11:00~15:00
・楽園の果実
農家直営のカフェレストランで、島で採れたフルーツをふんだんに使ったスイーツが人気のお店です。
特にマンゴーを使ったメニューが評判で、6〜8月の収穫時期には新鮮な生マンゴーをたっぷり使用した贅沢な味わいが楽しめます!
収穫期以外でも、冷凍保存されたマンゴーを使ったジェラートやジュースが用意されていて、季節ごとの旬のフルーツも味わえます。フルーツ好きにはたまらない一軒なので、ぜひ訪れてみてください。
- 住所
- 〒906-0306 沖縄県宮古島市下地来間476‐1
- 営業日
- 月・火・水・木・金・土・日
- 営業時間
- 11:00~18:00
・Pani Pani(パニパニ)
来間大橋を渡ってすぐ、島の入口に位置するおしゃれなカフェです。長年愛されているお店で、床に白砂が敷き詰められ、熱帯植物に囲まれた南国ムードあふれる空間が広がります。
お食事やドリンクはどれも本格的で美味しいのが魅力!筆者のおすすめは、ミルクフォームたっぷりのアイスカフェラテです。サンドイッチやピザも絶品なので、お気に入りを見つけてみてください。
ただし、風が強い日や悪天候の日はお休みになることも。訪れる際は、営業しているかどうかのドキドキ感も楽しんでみてくださいね。
- 住所
- 〒906-0000 沖縄県宮古島市下地来間105-1
- 営業日
- 不定休
- 営業時間
- 10:00~16:00(変更あり)
・AOSORA PARLOR
宮古島のマンゴーや紅芋、月桃などの島産食材を使ったスムージーや、アサイーなどのスーパーフードを取り入れたオリジナルスムージーが20種類以上楽しめます。どれも色鮮やかで迷ってしまいますが、筆者のおすすめは「宮古島産マンゴースムージー」!濃厚な甘みが特徴の宮古島産マンゴーを存分に味わえます。
おしゃれな店内や開放感たっぷりのテラス席でゆったり楽しむのも良いですし、テイクアウトしてお気に入りの場所で味わうのもおすすめですよ。
- 住所
- 〒906-0306 沖縄県宮古島市下地来間104-1
- 営業日
- 不定休(公式Instagramにて要確認)
- 営業時間
- 10:00~18:00(12:00~13:00はお昼休み)
・果き氷 海莉
フルーツをたっぷり使ったかき氷が楽しめるカフェです。どのかき氷もカラフルで見た目がとても可愛らしく、盛り付けも映えます!こんもりと盛られた氷にホイップやトッピングがたっぷり乗せられ、ボリュームも満点。見た目だけでなく、素材本来の味わいがしっかり感じられるのも魅力です。
どれにしようか迷ってしまいますが、筆者のおすすめは「生いちごソースピスタチオ」。中にはピスタチオアイスが隠れていて、最後まで楽しめる一品です!
- 住所
- 〒906-0306 沖縄県宮古島市下地来間9
- 営業日
- 不定休(公式Instagramにて要確認)
- 営業時間
- 11:00~17:00
・島茶屋ヤッカヤッカ
南国の植物に囲まれた開放的なテラス席が人気のカフェです。店内には大きなガラス窓から自然光が差し込み、外の風景を感じながらくつろげます。
島の食材をふんだんに使った料理やスイーツは、素材の味がしっかり感じられると評判です。カウンター席にはコンセントが備わり、Wi-Fiも利用可能ですが、ついついデジタルデトックスをして、島時間を楽しみたくなる落ち着いた雰囲気が魅力です。
- 住所
- 〒906-0306 沖縄県宮古島市下地来間126-3
- 営業時間
- 11:30~17:00(売り切れ次第終了)
5. 来間島のおすすめ雑貨!
島の自然や文化を感じられる素敵なショップを厳選しました。来間島らしいアイテムが見つかるので、旅の思い出探しにぜひ立ち寄ってみてください。
・琉球ザッカ 青空
やちむんや琉球ガラスなど、沖縄の魅力が詰まった雑貨が揃うセレクトショップです。
沖縄の作家が手掛けるアイテムはどれもおしゃれで個性的!ヤギやジンベエザメをモチーフにしたデザインや、鮮やかなブルーが印象的な食器など、沖縄らしさを感じるものばかりで、ついつい目移りしてしまいます。
- 住所
- 〒906-0306 沖縄県宮古島市下地来間104-1
- 営業日
- 不定休(公式Instagramにて要確認)
- 営業時間
- 10:00~17:00(12:00~13:00はお昼休み)
・美ぎ島雑貨がじゅまる
「琉球ザッカ 青空」の系列店で、同じ敷地内にあるこぢんまりとした雑貨屋さんです。
店内は南国の雰囲気があふれていて、リゾートにぴったりのアパレルや、沖縄をイメージしたデザインのアクセサリーが所狭しと並んでいます。見ているだけでも楽しく、お土産選びにもぴったりのお店です。
- 住所
- 〒906-0306 沖縄県宮古島市下地来間104-1
- 営業日
- 不定休(公式Instagramにて要確認)
- 営業時間
- 10:00~17:00(12:00~13:00はお昼休み)
・HAKONIWA NAMIMA
ウミガメをモチーフにしたTシャツやパーカーなどのアパレルグッズをはじめ、南国らしいアクセサリーやポストカードなどが並ぶおしゃれなショップです。
ガラス製品には名前を彫るサービスもあるので、旅の記念や特別なお土産にぴったりですよ。
- 住所
- 〒906-0306 沖縄県宮古島市下地来間370-5
- 営業日
- 不定休(公式Instagramにて要確認)
- 営業時間
- 10:00~18:00
6. 来間島のおすすめホテル
来間島ならではの自然に包まれた、心安らぐホテルをご紹介します。美しい景色とともに、特別なひとときを過ごしてみませんか?
・宮古島来間リゾート シーウッドホテル
来間島の海、空、緑、星に囲まれた自然を満喫できるリゾートホテルです。
ビルディングタイプのホテルの他、特にプールを備えたヴィラタイプの客室が人気のリゾートです。
素晴らしい景観が評判で、南国気分を存分に楽しめます。
客室や敷地内の設備も充実しているので、ゆったりとした島時間を過ごすのにぴったりです。
- 住所
- 〒906-0306 沖縄県宮古島市下地来間484-7
・RuGu Glamping Resort
自然の中でゆったりとした時間を過ごせるグランピングリゾート施設です。広大な自然に囲まれたエリアにトレーラーハウスが並び、アウトドアの雰囲気を存分に楽しむことができます。
自然と調和した贅沢な時間をぜひ体験してみてください。
- 住所
- 〒906-0306 沖縄県宮古島市下地来間156-71
7. 来間島で楽しめるおすすめアクティビティ
来間島に来たら、ぜひアクティビティを通じて島の自然を満喫してください。透明度の高い海や豊かな景色を体感できる絶好のチャンスです!
・シュノーケリング
透き通る海が広がる来間島は、シュノーケリングを楽しむには最適な場所です。中でも「長間浜」では、たくさんのクマノミに出会える「クマノミマンション」と呼ばれるスポットが大人気。また、「タコ公園下ビーチ」は入江になっているため波が穏やかで、魚たちをゆっくりと観察できます。
ただし、来間島のビーチは公共の海水浴場ではなく、監視員もいません。そのため、安全対策は自己責任となります。海に入る際は十分に注意し、必ず複数人で行動するよう心掛けましょう。
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・ダイビング
シュノーケリングだけでなく、本格的に海の中を楽しむならダイビングもおすすめです。来間島の透明度抜群の海では、美しいサンゴ礁やカラフルな魚たちを間近で観察できます。
初心者向けの体験ダイビングを提供しているショップもあるので、ライセンスがなくても気軽にチャレンジできますよ。特別な思い出を作りたい方は、ぜひ一度潜ってみてください!
8. 地元民がおすすめする来間島の楽しみ方!
来間島は、手付かずの自然が最大の魅力です。島の外周道路をゆっくりドライブすれば、広がるサトウキビ畑やどこまでも続く青空を存分に楽しめます。
ただし、観光客の増加に伴い交通事故も増えているため、安全運転を心がけてください。狭い道も多いので、速度を落として運転しましょう。
展望台の駐車場から集落までは徒歩で移動できるので、車を降りて散策するのがおすすめです。歩くことで、島らしい小さな魅力をたくさん発見できますよ。
散策中に出会う地元のおじい、おばあとの何気ない会話も、旅の素敵な思い出になるはずです。
小さな島ですが、ぜひゆっくり1日時間をとって過ごしていただきたいです。
おわりに
来間島には、自然豊かな景色や個性的なショップ、美味しいグルメなど、心を癒してくれる魅力がたくさん詰まっています。
透明度の高い海と島時間を感じながら、自分だけの特別な思い出を作ってくださいね。
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