初心者でも安心!宮古島で2大鍾乳洞を楽しむための完全攻略法!
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はじめに
宮古島は、沖縄諸島の中でも美しいビーチや海で有名ですが、他にも魅力的なスポットが存在します。それが、鍾乳洞です。
長い年月をかけて形成された鍾乳洞は、まるで別世界に迷い込んだかのような神秘的な雰囲気を持っています。
この記事では、宮古島でおすすめの2つの鍾乳洞、「仲原鍾乳洞(なかばりしょうにゅうどう)」と「パンプキン鍾乳洞(保良クバクンダイ鍾乳洞)」を紹介します!
宮古島初めての方も、鍾乳洞初体験!という方もきちんとしたポイントを押さえておけば初心者さんでも楽しめます!
それぞれの鍾乳洞の特徴やアクセス、持ち物、そして観光の際の注意事項などを詳しく紹介していきますので、疑問や不安を解決して鍾乳洞観光を楽しみましょう!
1.宮古島に来たら体験したい!神秘的な宮古島鍾乳洞!
宮古島は、沖縄本島から南西に約300km離れた美しい島で、そこには大自然の神秘を感じることができる鍾乳洞があります。
古くから、宮古島のおばぁが、神聖な場所として崇めていた御嶽(うたき)としても知られていて、洞窟の内部に一歩足を踏み入れると、ひんやりとした空気とともに、何千年もの年月をかけて作り上げられた美しい石灰岩の造形が目の前に広がります。
一言鍾乳洞といってもその特徴は様々。特に、宮古島にある鍾乳洞はとても印象的で、人気のパワースポットでもあります。
個人で行ける鍾乳洞もあれば、自力では行けない鍾乳洞もあるので、興味がある鍾乳洞がどんなところかしっかり確認して、準備して計画しましょう。
2.宮古島のおすすめ2大鍾乳洞!
宮古島には数多くの鍾乳洞がありますが、その中でも特に有名な鍾乳洞が冒頭にも書いた「仲原鍾乳洞」と「パンプキン鍾乳洞」です。
この2つの鍾乳洞は、美しい自然が作り出した神秘的な空間を体験でき、宮古島旅行の思い出作りにも最適です。
どちらも宮古島の自然と歴史を感じることができるスポットで、初心者でも楽しめるスポットとして人気があります。
パンプキン鍾乳洞はツアーとして販売されています。
「仲原鍾乳洞」は、個人で好きな時に行くことができますが、「パンプキン鍾乳洞」はツアーでしか行くことができません。
3.地下約15mの神秘的な地下空間「仲原鍾乳洞」
おすすめ1つめの「仲原鍾乳洞」は、沖縄の南部エリアに位置し、周りはサトウキビ畑で囲まれています。宮古島の自然の中にひっそりと存在する鍾乳洞ですが、オーナーが管理されていて、入場料を払えば観光することができます。
3-1. 仲原鍾乳洞の特徴
仲原鍾乳洞は、宮古島の中でも最大規模を誇る鍾乳洞です。
推定30万年?長い年月をかけて石灰岩が浸食され、幻想的な鍾乳石が形作られたものです。
地上から階段で15mほど下りていくと大きな空間が広がり、沖縄の樹木が生茂っていて、そこに日差しがキラキラ降り注ぎ洞窟の入口を照らしている景観はとても神秘的です。
これは、鍾乳洞の天井が崩落してできた地形だそう。
全長265mの広大な洞窟ですが、そのうち15mまでは観光をすることができます。
洞窟の中には古酒蔵として泡盛が保存されていたり、その奥に行くとライトで照らされた奇形な鍾乳石をみることができます。
洞窟内はひんやりしていて、探検気分をあじわうことができます。
歩道が整備されていたり、勾配もほぼない為、高齢者の方も子供でも楽しめるスポットです。
3-2. 仲原鍾乳洞のアクセス
仲原鍾乳洞へは、宮古空港から車で約20分ほどです。
比較的アクセスしやすい場所にありますが、道中は舗装されていない道が多いため、あまり大きな車ではない方が良いでしょう。
公共交通機関でのアクセスは難しいため、レンタカーやタクシーの利用をおすすめします。
畑を進んでいくと、広い駐車スペースがある場所が目に入ります。「仲原鍾乳洞」と大きな文字で書かれているので分かりやすいです。
- 住所
- 住所:沖縄県宮古島市城辺字友利1114
- 駐車場
- あり
- 入場料
- 大人600円、小人400円
- 営業時間
- 10:30~(時期により変更になる場合あり)
3-3. 仲原鍾乳洞に行くならガイドはいる?いらない?
仲原鍾乳洞はツアーや同行ガイドは不要です。個人で行くことができます。
オーナーが管理されているので、入場料を払えば誰でも入ることができます。
駐車場の奥に受付スペースがあり、そこで入場料を払います。
オーナーさんが洞窟のポイントを説明してくれますので最初に聞いておきましょう。
洞窟へは奥のスペースの扉から行けるようになっていて、そこから下って見学できるようになっています。
3-4. 仲原鍾乳洞の持ち物・服装
仲原鍾乳洞は、きちんと管理されている鍾乳洞なので、中は所々ライトで照らされていて道も整備されています。階段は少し急ですが、手すりが設置されているので安心です。
比較的、簡単に見学をすることができます。
足元はサンダルでも大丈夫です。ヒールなどかかとの高さがあるものは避けましょう。
それ以外は軽装で身軽な恰好であれば問題ありません。
少し暗い場所は、携帯のライトで照らして歩いたり、鍾乳石を見ると良いでしょう。
3-5. 仲原鍾乳洞の確認・注意点
仲原鍾乳洞は自然そのままの姿を保っているため、むやみに触ったり叩いたりは絶対しないようにしましょう。
また、ロープが張られている中には入らないようにしましょう。
個人のオーナーさんが管理されているため、営業時間が変わる場合などがありますので、見学希望がある場合は事前に問い合わせてみてから訪れることをおすすめします。
3-6. 仲原鍾乳洞の周辺観光スポット
仲原鍾乳洞の見学時間は1時間もあれば十分です。見学後は近隣の観光スポットにも足を延ばしてみましょう。
洞窟から車で約20分の場所には、宮古島の絶景ポイントである「東平安名岬」があります。この岬は、360度の大パノラマで宮古ブルーを楽しむことができます。
また、もう1つの鍾乳洞「パンプキン鍾乳洞」がある保良泉ビーチへも、車で約15分です。せっかくなので、2大鍾乳洞を制覇してみるのもいいですね!
●仲原鍾乳洞のまとめ
・個人で行ける
・簡単に見学できる(装備不要)
・個人所有物の為、事前に営業時間確認・入場料が必要
4.巨大鍾乳洞が迫力抜群!自力では行けない「パンプキン鍾乳洞」
実は、正式名称はパンプキン鍾乳洞ではなく、「保良クバクンダイ鍾乳洞」といいます。
その名前の通り、パンプキン(カボチャ)に似た形状の鍾乳石が特徴的な鍾乳洞の為、パンプキン鍾乳洞と言われるようになったのだそう。
個人で行くことが難しい、アクティビティツアーに参加が必須になります。
4-1. パンプキン鍾乳洞の特徴
パンプキン鍾乳洞の特徴として有名なのが、鍾乳洞の入口が海に面していていること。
潮の満ち引きによって入口が消えてしまう為、干潮前後しか洞窟に入ることができません。
ビーチからカヤックで洞窟の前まで行き、海の小さな入口から潜って入ります。
入って顔を上げると、そこにはパンプキンの形をした巨大鍾乳洞が!!
パンプキン鍾乳洞の横を登っていくと奥には広い空間が続いています。
段々畑のような水盤が重なっている「石灰華壇」といわれる神秘的な光景や、様々な鍾乳石などをみることができます。
鍾乳洞の中はとても涼しく、真夏でもひんやりしていてとても気持ちが良いです。
4-2. パンプキン鍾乳洞のアクセス
パンプキン鍾乳洞へは、宮古島の市街地から車で約30分の保良泉ビーチから近くの海からエントリーします。
前述した通り、自力では行けない為、アクティビティツアーへ参加することが必要です。
参加するアクティビティ会社さんによって集合場所が異なりますので、確認しておくことをおすすめします。
アクティビティ会社さんによっては、保良泉ビーチに下る前の坂の上が駐車場になっている場合もあります。
そこから保良泉ビーチまでは通称”地獄坂”と言われる急な坂を5分ほど下って行くと辿り着きます。逆に、帰りはその坂を上らなければいけない為、体力的にかなりしんどいので、できればそのようなツアーは避けた方がよいでしょう。
保良泉ビーチ前の専用駐車場まで車でいけるツアーをおすすめします。
4-3. パンプキン鍾乳洞に行くならガイドはいる?いらない?
パンプキン鍾乳洞は、保全協定により協定締結した事業者が催行するツアーに参加しなければ行くことができません。
自力では行けないので注意が必要です。
また、1回にパンプキン鍾乳洞に入れる人数なども制限されているため、夏季シーズンなどは早めのツアー申込がおすすめです。
ツアーの種類は色々ありますが、ビーチからシーカヤックで洞窟まで行って、パンプキン鍾乳洞を探検するツアーが基本ツアーとなります。
ツアー中はインストラクターの方がしっかりサポートしてくれるので、初心者の方も安全に楽しむことができます。
4-4. パンプキン鍾乳洞の持ち物・服装
パンプキン鍾乳洞ツアーに参加する際は、海でのアクティビティも楽しめるよう、水着やラッシュガード、濡れても良い軽装(Tシャツ&短パン)にしましょう。
マリンシューズ、ライフジャケットなどはツアー料金に含まれている筈なので事前に確認しておきましょう。
タオル・お水は持参しましょう。
日焼け止めも忘れずに。日焼け止めは珊瑚に優しいものを選びましょう。
4-5. パンプキン鍾乳洞の確認・注意点
パンプキン鍾乳洞には潮が引いた時にしか入れないため、ツアー時間も時期や日によって異なりますので、予約の際は開始時間などを確認しておきましょう。
パンプキン鍾乳洞は、2022年に認定された「保良泉クバクンダイ鍾乳洞保全利用協定」を締結している事業者のツアーでなければいけません。
きちんとしたツアー会社に申し込めば事故の危険性もなく、子供でも安心して参加可能です。
<締結事業者>
有限会社タイド(アクアベース)、有限会社アイランドワークス、青色のシーズン、REEFKNOT、合同会社わーら、カヤックやまちゃん、SEAENJOY、Oceans21
インストラクターの資格を持っている事業者を選び、宮古島の大切な場所を一緒に守りつつ、安全に楽しみましょう。
4-6. パンプキン鍾乳洞の周辺観光スポット
パンプキン鍾乳洞の周辺にも人気の観光スポットがあります。
カヤック+パンプキン鍾乳洞探検ツアーの後は、保良泉ビーチでシュノーケリングを楽しんだり、すぐ隣にある保良泉ビーチパークのプールでゆっくり過ごすのがおすすめです。
また、近くには、天然の入り江になっていて、散歩道もある「インギャーマリンガーデン」もありますので、帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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●パンプキン鍾乳洞のまとめ
・自力では行けない
・「保良泉クバクンダイ鍾乳洞保全利用協定」を締結している事業者が催行しているツアーへの参加が必要
・申込ツアーの駐車場場所、利用できる施設(シャワー・更衣室・プール)などが込みか確認しておくのがおすすめ!
・子供は6歳以上から参加OK!
おわりに
宮古島の鍾乳洞は、初心者でも安心して楽しめる自然の神秘的なスポットです。仲原鍾乳洞とパンプキン鍾乳洞、それぞれに違った魅力があり、どちらも宮古島旅行の際には外せない観光地スポットです!
この記事で紹介した情報を参考に、安全に楽しく鍾乳洞探検を楽しんでください!
宮古島の美しい自然と神秘に満ちた鍾乳洞体験は、きっと宮古島の良い思い出になる筈です!
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