宮古島の天気予報は当たりません!季節ごとの天候やアクティビティ対策を徹底解説
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はじめに
宮古島へ旅行!となると、気になるのは何より天気ですよね? 結論からお伝えすると、宮古島の天気予報はあまり当たりません!
そこで今回は、宮古島の滞在を万全にするため、
・宮古島の天気の特徴
・天候に合わせた宮古島での楽しみ方
・正確な天気予報をチェックする方法
・天気によるアクティビティの対策
などをご紹介します。
この記事では、宮古島旅行を最大限に楽しむために、知っておくべき天気情報をすべて網羅しています。
ぜひ参考にしてください!
1.宮古島の天気予報とその変わりやすさ
1-1.宮古島の天気の特徴
宮古島は、沖縄本島から南西に約300キロメートル離れた、亜熱帯の島。年間を通して温暖な気候で、平均気温は約24℃と過ごしやすいのが特徴です。スコールが頻繁に発生し、晴れていても、急な雨に見舞われることが少なくありません。
意外にも、夏の宮古島は本土よりも気温が低い日が多くあります。強い日差しが降り注ぎますが、風がある日だと日陰では涼しく過ごせますよ。
冬は気温自体は高めですが、風が強い日は「思ったより寒い!」という声がよく聞かれます。フリースなど、暖かくコンパクトに収納できるアウターがあると安心です。
このように、風の強さで体感温度がだいぶ変わるのも、宮古島の特徴と言えます。
また、7月から9月にかけては台風シーズン。特に8月と9月は台風の発生・接近が多いので注意が必要です。台風が直接上陸しなくても、高波の影響で予定していたマリンアクティビティが中止になる可能性も。
そのため7月から9月に宮古島旅行をする際は、柔軟な日程計画を立てることをおすすめします。
※参照:宮古島地方気象台 https://www.data.jma.go.jp/miyako/knowledge/climate.html
※降水量、気温、月別グラフhttps://www.data.jma.go.jp/miyako/knowledge/image/climate.png
5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2019年 | 1 | 1 | 3 | 1 | ||
2020年 | 4 | 1 | ||||
2021年 | 1 | 1 | 2 | 1 | ||
2022年 | 1 | 1 | 2 | |||
2023年 | 1 | 1 | 1 | 1 |
参考:台風の宮古島への接近数(沖縄気象台)
https://www.jma-net.go.jp/okinawa/data/toukei/pdf/miyako.pdf
1-2.宮古島の天気は予測が難しい?天気予報は当たる?
冒頭でもお伝えしましたが、宮古島の天気予報は、あまり当たらないことが多いです。スコールなど、急な天候の変化が頻繁に起こります。
天気予報を鵜呑みにしてしまうと、思わぬ雨に降られる可能性も!旅行の際は、天気予報はあくまで参考程度に考えて、カッパや折りたたみ傘など、雨具の準備をしておくと安心です。
また、予定を立てた後、天気予報が雨続きに変わることがあるかもしれません。せっかくの旅行が天気で台無しになるのは悲しいですよね。
そんな時はすぐに諦めず、様子を見ながら柔軟に予定を調整することをおすすめします。天気予報が雨でも、「一日中曇りで意外と晴れ間が多かった」ということはよくあります。
特にフォトウェディングやアクティビティなど、天気に左右される予定がある場合は、事前に変更が可能かどうかを確認しておくと安心です。
1-3.宮古島の天気はいつ雨が降る?
宮古島は、年間を通じて天候が変わりやすく、特に5月から9月にかけては雨の日が多いのが特徴です。梅雨の時期や台風シーズンには降水量が増えるだけでなく、スコールも頻繁に発生するため、常に天候の変化に備えておく必要があります。
時間帯を問わず、どこで発生するかわからないため、外出時には定期的に雲の様子を観察しましょう。
ある場所で大雨が降っていても、数キロ離れた場所では快晴ということも珍しくありません。こまめに空の様子を確認し、状況に合わせて行動計画を立てて旅行を楽しんでください。
少々厄介なスコールですが、宮古島の天候の変化もまたその魅力の一つです。スコールが過ぎ去った後に現れる虹や、雨上がりの澄んだ青空は、思わぬフォトチャンス!スコールも、宮古島ならではの旅のエピソードになりますね。
2.宮古島の天気予報をチェック!おすすめの天気予報サイトは?
宮古島の天気予報はあくまで目安。チェックするべきは直前・リアルタイムの情報です。
そこで、宮古島の天候の変化をリアルタイムで追うことができる、おすすめのサイトをご紹介します。
・Windy
Windyは、世界最高水準のECMWF気象モデルを採用しています。風速や波の高さ、海面温度など、非常に詳細な天気予報が可能です。雨雲の動きをリアルタイムで視覚的に確認できるため、天候の変化が激しい宮古島にぴったり!安心してレジャーを楽しめます。直感的な操作で、誰でも簡単に利用できるのも魅力です。
・tenki.jp
5分ごとの雨雲レーダーと30分ごとの予報で、突然の雨にも迅速に対応できます。さらに、アメダスによる10分ごとの気温、降水量、風向・風速などの詳細情報や、紫外線指数や体感温度といったレジャーに役立つ情報も豊富に提供しています。
情報が常に更新されるのは、安心感がありますね!
・Joint Typhoon Warning Center (JTWC)
米海軍合同台風警報センター(JTWC)は、宮古島や沖縄県全般で台風情報を得る際に利用されています。台風の動きに関する予報精度が高いことで知られていて、台風シーズンに宮古島を訪れる際はぜひチェックしておきたいサイトです。
台風の進路図を確認するには、「TC Warning Graphic」をタップすると、詳細な進路図を見ることができます。
3.宮古島 知っておきたい!シーズン別の天気
3-1.宮古島 春(3~6月)の天気と特徴・おすすめの服装
・春の平均気温と降水量
月 | 平均気温 | 降水量 |
---|---|---|
3月 | 20.1℃ | 138.7mm |
4月 | 22.5℃ | 148.7mm |
5月 | 25.0℃ | 222.3mm |
6月 | 27.7℃ | 194.7mm |
・天気と特徴
春の宮古島は、気温が20〜27℃と過ごしやすく、観光に最適な時期です。 3月には海開きが始まり、4月には夏日も増えるため、マリンスポーツを楽しむには絶好のシーズン!夏に比べると日差しもまだ強くなく、快適に水上アクティビティを満喫できます。SUPやカヤックなど、様々なアクティビティに挑戦してみてはいかがでしょうか。
一方、5月からは梅雨入りし、雨の日が増えてきます。6月中旬の梅雨明けまでは、屋外でのアクティビティは天候に左右されやすくなります。
宮古島では屋内施設や観光スポットも充実しているので、雨の日でも楽しめるように、事前に計画を立てておくことをおすすめします。
・おすすめの服装
3月までは薄手の長袖シャツやカーディガンなど、羽織るものがあると快適に過ごせます。しかし、4月に入ると日差しが強まり、半袖・半ズボンでも過ごせるほど暖かくなります。
宮古島の紫外線は非常に強いので、日焼け止めクリームをこまめに塗り直すなど、万全な対策を心がけましょう。特にマリンスポーツを楽しむ際は、ラッシュガードや日焼け止めクリーム、帽子などを着用して、肌をしっかりと保護してください。
3-2. 宮古島 夏(7~9月)の天気と特徴・おすすめの服装
・夏の平均気温と降水量
月 | 平均気温 | 降水量 |
---|---|---|
7月 | 28.9℃ | 151.6mm |
8月 | 28.6℃ | 257.4mm |
9月 | 27.6℃ | 259.3mm |
・天気と特徴
平均気温が30℃を超え、強烈な紫外線が降り注ぎます。日焼けは数日でひどい炎症になることもあるので、日焼け止めクリーム、帽子、サングラスなどの紫外線対策は必須です。
とは言え、透明度抜群の海でのシュノーケリングやダイビングなど、マリンスポーツを楽しむには絶好のシーズン!肌をしっかり保護しながら、美しい海を存分に満喫してください。
また、7月~9月は台風シーズンでもあるため、こまめな天気予報のチェックや、緊急時の連絡先を把握しておくことが大切です。台風が近づくと、たとえ直撃しなくても、強い風が吹き荒れ、海は荒れ模様になります。天気も急変しやすく、短時間で雨風が強まることも。油断せず、安易に海に入るなどは絶対にしないでくださいね。
夏の宮古島は、美しい自然が魅力ですが、天候や気温には十分な注意が必要です。特に台風シーズンや真夏の強い日差しに備え、常に安全を意識しましょう。水分補給や休憩をこまめに取りつつ、しっかりと紫外線対策を行うことで、安心してアクティビティを楽しめます。天候に合わせた柔軟な計画を立てながら、宮古島の夏を存分に満喫してくださいね。
・おすすめの服装
半袖や半ズボン、ノースリーブ、さらっと着られるワンピースなど、涼しい服装がおすすめです。湿度も高いので、通気性の良い素材を選ぶと快適に過ごせます。
ただし、肌の露出が多いと日焼けだけでなく、やけどのように炎症を起こすこともあるので注意が必要です。肌が弱い方は、UVカット加工された薄手の長袖を羽織ったり、足元もサンダルではなく、通気性の良い靴を選ぶと安心です。
3-3. 宮古島 秋(10~11月)の天気と特徴・おすすめの服装
・秋の平均気温と降水量
月 | 平均気温 | 降水量 |
---|---|---|
10月 | 25.5℃ | 157.9mm |
11月 | 23.1℃ | 139.8mm |
・天気と特徴
秋の宮古島は、10月中旬頃から徐々に気温が下がり、過ごしやすい季節へと変わっていきます。10月の平均気温は25~26℃前後と、酷暑が和らぎ、快適な日々が続きます。台風シーズンも終わりを迎え、天候も安定しやすいため、観光やアクティビティを思い切り楽しむには絶好のシーズンです。
11月に入ると湿度が下がり、爽やかな風を感じる日が増えます。日差しも真夏に比べて穏やかになりますが、日中は汗ばむほど夏らしい日もあります。この時期は一年を通して降水量が少ないため、ジェットスキーやパラセーリングなどのマリンアクティビティも快適に楽しめますよ!さらに、夜は日中よりも涼しくなるので、星空観賞やナイトツアーも心地よく満喫できます。
・おすすめの服装
10月から11月の宮古島は、まだまだ夏の気配を感じる日が多く、日中は半袖でも十分快適に過ごせます。特に晴れた日には、夏日になることも少なくありません。ただし、朝晩は気温が下がり、肌寒く感じることもあるため、薄手のカーディガンやパーカーなど、軽く羽織れるものを持っていくと安心です。気温差があるため、日中と夜間の服装をうまく調整できるように工夫するといいですね。
また、足元も同様に、サンダルでは朝晩の冷えを感じることがあります。長時間歩くことを考えると、スニーカーなど履き慣れた靴を用意しておくと快適に過ごせます。
3-4. 宮古島 冬(12~2月)の天気と特徴・おすすめの服装
・冬の平均気温と降水量
月 | 平均気温 | 降水量 |
---|---|---|
12月 | 20.0℃ | 147.2mm |
1月 | 18.3℃ | 138.8mm |
2月 | 18.6℃ | 119.8mm |
・天気と特徴
宮古島の冬は、本州の厳しい寒さとは異なり、温暖な気候が特徴です。1月と2月が最も気温が低くなりますが、それでも最低気温が15℃を下回ることはほとんどありません。しかし、雨や曇りの日が多く、特に風が強い日は体感温度がぐっと下がります。防寒対策として、薄手のダウンジャケットやフリースなど、温かいアウターを用意しておきましょう。
どんよりとした曇り空が続くこともありますが、晴れ間には澄み切った青空が広がり、美しい海を一層引き立てます。特に、冬の海は透明度が増し、海水温も20℃前後と、ウェットスーツさえあれば快適にシュノーケリングやダイビングを楽しむことができます。
・おすすめの服装
日中と朝晩の気温差があるため、重ね着がしやすい服装がおすすめです。日中は20℃を超えることもあるので、半袖Tシャツや長袖シャツの上に、さっと羽織れる軽めのジャケットやカーディガンがあると快適です。
朝晩の冷え込みや強い北風に備えて、薄手のダウンジャケットやウインドブレーカー、温かい素材のストールなどがあると安心です。
島内観光には歩きやすいスニーカー、ビーチではサンダルが便利です。冬でも日差しが強い日が多いので、帽子やサングラスも忘れずに。
旅行プランに応じて服装を調整し、宮古島の冬を快適に楽しんでください。
※気温・降水量データ参照:【気象庁】宮古島(沖縄県) 平年値(年・月ごとの値)
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/nml_sfc_ym.php?prec_no=91&block_no=47927&year=&month=&day=&view=p1
4.天気が良い日に楽しみたいアクティビティ!
・シュノーケリング
宮古ブルーと称される透明度抜群の海で、色とりどりの熱帯魚やサンゴ礁を間近に観察できます。八重干瀬や青の洞窟、伊良部大橋周辺のポイントが特に人気です。晴れた日は海が穏やかで視界もクリアになり、絶好のシュノーケリング日和となります。
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・ダイビング
宮古島はダイビングスポットとしても世界的に有名です。神秘的な地形スポットや、ドロップオフと呼ばれる断崖絶壁の海底地形が特徴的で、特に中級から上級者向けのポイントが充実しています。晴れた日には、光が海中に差し込み、水中世界が一層幻想的になります。
・SUP
穏やかな海面をパドルで漕ぎ進めるSUPは、全身運動になりながら美しい景色も楽しめるアクティビティです。晴天の下、太陽の光を浴びながら海上を漂う爽快感は格別です。
・カヤック・カヌー
マングローブ林や海上でのカヤック・カヌー体験は、宮古島の豊かな自然を間近に感じられます。晴れた日には、水面がキラキラと反射して美しく、透明度の高い水中では熱帯魚やサンゴ礁を観察できます。
初心者でも楽しめる穏やかな場所から、少し冒険心をくすぐるスポットまで、様々なコースが用意されているのも嬉しいポイント。
心地よい日光と潮風を感じながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
5. 天気が悪い日でも楽しめるアクティビティ!
・シュノーケリング
意外かもしれませんが、雨の日でも問題なくシュノーケリングが楽しめます。海中では、天気に関係なくサンゴ礁や魚たちの姿を観察できるため、雨が降ってもその魅力は変わりません。雨天時は視界が少し悪くなることがありますが、波が穏やかであれば、シュノーケリングを安全に楽しむことができます。
ツアーに予約している場合は、アクティビティ会社に催行の確認をしましょう。波や天候の状況などを判断し、催行するか、別の場所にするかなど臨機応変に対応してくれる筈です。
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・ダイビング
ダイビングは水中で行うため、天候の影響をあまり受けません。宮古島のダイビングスポットでは、洞窟や地形ポイントが多く、日光が差し込まない場所でも幻想的な景観が楽しめます。また、天気が悪い日は観光客も少ないため、人気スポットでも混雑を避けられることが多く、ゆったりとダイビングを楽しむことができます。
・クラフト体験
雨の日だからこそ、自分だけの作品作りに没頭してみませんか? 宮古島の伝統文化に触れながら、シーサー作りやアクセサリー作り、琉球ガラスの制作など、様々なクラフト体験ができます。
雨音を聞きながら、ゆっくりと手仕事を楽しむ時間は、きっと忘れられない旅の思い出になるはず。
完成した作品は、あなただけのオリジナル作品!宮古島の思い出がぎゅっと詰まった、一生の宝物になるはずです。
・宮古島海中公園
宮古島海中公園は、天候に左右されることなく、海の中の生き物たちを観察できる観光スポットです。海中展望台からは、ガラス越しに海中の様子をじっくり楽しむことができ、子供から大人まで楽しめます。魚たちが目の前で泳ぐ姿を見ながら、宮古島の美しい海を感じてみませんか?
6. マリンアクティビティ予約後に天候が雨に!確認しておくべきポイントは?
宮古島でのマリンアクティビティを予約した後に、突然天候が悪くなった場合でも、冷静に対応することが大切です。まず確認すべきポイントや、代替案を考えるためのヒントをご紹介します。
・アクティビティ会社に連絡する
予約したアクティビティの運営会社に早めに連絡を取り、状況を確認しましょう。天候によっては、アクティビティがキャンセルになることもありますが、日程を変更できる場合も多くあります。
急な天気の変化に備えて、事前にキャンセルポリシーや変更可能な条件を確認しておくことが重要です。
・他のアクティビティへの切り替えを検討する
天候が悪くて予定していたアクティビティが難しい場合でも、他のアクティビティに切り替えることで、旅行を楽しむことができます。雨の日でも楽しめるシュノーケリングやダイビング、屋内アクティビティを候補に入れておくと、予定変更がスムーズです。
・天気の回復を待って再度チャレンジ
宮古島の天気は変わりやすいため、急な雨が降ったとしても、しばらく待てば天気が回復することがあります。スコールのような一時的な雨であれば、時間をずらしてアクティビティを楽しむことも可能です。柔軟に予定を調整できるように、日程に余裕を持たせておくと安心です。
おわりに
宮古島の天気は非常に変わりやすいですが、事前にしっかり準備をすれば、天候に左右されずに楽しむことができます。今回の記事が、宮古島旅行を計画されている方々にとって、少しでも役立つ情報になれば嬉しいです。準備をしっかり整えて、宮古島を満喫してくださいね!
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